カートを見る
【全て表示】
お問い合わせ
重陽の節句に。ねりきり製「着せ綿」。
五節句の一つ「重陽」に因んだお菓子です。重陽とは陽数(奇数)が重なる事を言います。九月九日は最大の陽数である「九」が重なる日でこれ以上大きな数がない、陽の極まるめでたい日なのです。こうしたことからこの日は長寿を願うお祝いの日でした。また、旧暦のこの頃は菊の花の盛りの時期でもありましたので別名「菊の節句」とも言われます。菊の露を飲んだり、その露を真綿に染ませて身体や顔を拭くと不老長寿を保つとの伝承から、重陽の前夜に菊の花に綿を被せ(白菊には黄綿・赤菊には白綿・黄菊には赤綿)早朝その綿に染みた朝露で身体を拭うことが、宮中から民間までこぞって行われました。また夜のお祝いの膳には、酒に菊の花びらを浮かせた「菊酒」が出されました。当店の着せ綿は、なめらかに仕上げた煉切生地で小豆こし餡を包み、菊の姿に。つくね芋の薯蕷餡を細目のそぼろで綿に見立て菊の上にふんわりと盛りました。秋の香ゆかしい菊の節句のお供にお楽しみください。
※旧暦の重陽ごろまで承ります
※2個1組です
※チルド便にて承ります
※多少お色目が異なる場合がございます
※お日持ちは出荷日を含め約3日です
※翌日到着地へのみお送りできます
京都西陣の御菓子司愛信堂
907円
カテゴリー内を検索